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2013読書

『流転の海』 宮本輝

流転の海 (新潮文庫)流転の海 (新潮文庫)
(1990/04/27)
宮本 輝

商品詳細を見る


松坂熊吾という男。
この名のイメージとおり無骨で気性の荒い人生を生きている。
昭和22年、戦後の闇市バラックが立ち並ぶ大阪に戻ってきて、
失った財産や商売を取り戻そうと裸一貫で奔走する。
そんな熊吾50歳のときに、始めて子を授かり溺愛。

熊吾は、1897(明治30)年生まれだが、
その年代の日本男性が皆そうであったことは無いだろうが、
酒を飲んで不満があるとすぐに妻の房江に暴力をふるう。

私なら勿論、まっぴらごめんで離婚するが、
この夫婦は、結婚前に苦労を重ねて成長してきた生い立ちなど
お互いの人生を認めて絶対的な愛情を持っている。

読んでいると次第に他の登場人物とともに
熊吾のカリスマ性に惹かれていく。
粗暴な振る舞いばかりでなく、哲学的な思考をし、
この荒れ狂った時代を動物的勘を持って突き進んでいく。
また、伊予出身ということで愛媛弁が親しみ易さを添える。

戦後すぐの大阪駅の周辺、神戸、芦屋の様子も描写され
知っている土地だけに興味深かかった。

作者の自伝的大作ということで、この後何作にも及ぶという。
ぜひ続きも読みたい。
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プロフィール

Namiko

Author:Namiko
2011年7月~2014年3月
 鳥取県米子市に在住
2011年12月
 人生観が変わりました

心の声に耳を澄ませて
会いたい人にはすぐ会う
行きたいところには行く
いつもにっこり微笑んで
毎日の生活に幸せを探す

米子での楽しかった日々を糧に
奈良でも自分磨きをし、
ピカピカに光りたいと思います

みずがめ座A型
要約筆記勉強中
LOVE福山雅治

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