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2013読書

『空白を満たしなさい』 平野啓一郎

空白を満たしなさい空白を満たしなさい
(2012/11/27)
平野 啓一郎

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うわ~面白かった。ずっしりと読み応えがありました。

この著者は、まだ若いが23歳で芥川賞を受賞している。
その作品『日蝕』は、以前トライしてみたが私には全く難解で
ほとんど読まないまま挫折してしまった。

今回、新聞の書評をみて興味を持ち、手に取った。
私の読んだ中では、間違いなく今年一。

主人公は36歳。会社の会議室で突然目覚め帰宅したら、
妻から自分が3年前に死んでいると告げられた。

1歳だった息子は4歳になり怖がって自分に近付かない。
妻は何かを秘密にしていて打ち解けない。
会社に行ってみたら、もう当然自分の居場所はない。
皆が遠巻きに自分を見る。

さて、健康で充実した人生を送っていた自分は本当に死んだのか。
死んだのならばなぜ?
自殺?事故死?殺人?記憶がない。
ミステリー風に始まるが、主人公はどんどん深みにはまっていく。

自分の死因を探るとともに、人生を振り返り、
過去の人間関係、生き方を再考していく。

人は必ず死ぬがそれならば、なぜ、生きなくてはならないのか。
主人公とともに深く考えさせられる。

著者の言葉に、
「小説は単に共感するだけではなくて、自分に今までなかった
考え方に出会うもの」とあるそうだ。
なるほどと頷いた。私は、新しい考え方を得た。
それだけの価値のある小説だった。

ミステリーであり、思想があり、救済がある。
う~ん感動した。
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プロフィール

Namiko

Author:Namiko
2011年7月~2014年3月
 鳥取県米子市に在住
2011年12月
 人生観が変わりました

心の声に耳を澄ませて
会いたい人にはすぐ会う
行きたいところには行く
いつもにっこり微笑んで
毎日の生活に幸せを探す

米子での楽しかった日々を糧に
奈良でも自分磨きをし、
ピカピカに光りたいと思います

みずがめ座A型
要約筆記勉強中
LOVE福山雅治

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