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2015読書

『蒼穹の昴』 浅田次郎

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私にとってはかなりチャレンジングな読書となった。文庫本なら4冊に及ぶ超大作でしかも、言葉が難解。全く前知識のない中国の19世紀末の歴史小説だった。

いわゆる西太后の時代だが、私のそのイメージは長い付け爪をして黒い服を身につけ、恐怖政治ともいえる独裁で中国を支配し、若い娘の生き血を飲んでいた悪魔のような女性。
しかし、この小説に描かれた西太后は確かに絶大な権力を持つがゆえに歪んだ性格になっているが、影では涙を流す人間らしい孤独な一女性として描かれている。

貧民の出から自ら去勢(浄身)し西太后に仕えるまでに出世する李春雲(りしゅんうん)、同郷の裕福な家庭から当時の官僚試験に合格し光緒帝(西太后の甥)につかえる梁文秀(りょう ぶんしゅう)、その他皇族や官僚の権力闘争に加えて植民地化をねらう列強の国々。そして広大な大陸に吹き荒れる砂嵐とともに人々を翻弄する革命の機運。

人間は、運命を自ら切り開いていかなくてはいけない。歴史に名を残さない砂粒の一つであったとしてもその集合が砂丘になり砂嵐を巻き起こす。私達は歴史の中に生きその一粒を担っているのだ。


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Namiko

Author:Namiko
2011年7月~2014年3月
 鳥取県米子市に在住
2011年12月
 人生観が変わりました

心の声に耳を澄ませて
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いつもにっこり微笑んで
毎日の生活に幸せを探す

米子での楽しかった日々を糧に
奈良でも自分磨きをし、
ピカピカに光りたいと思います

みずがめ座A型
要約筆記勉強中
LOVE福山雅治

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